RAA系まとめ

経路

  1. 血圧が低下すると、傍糸球体細胞からレニンが分泌される。
  2. このレニンがアンジオテンシノーゲンをアンジオテンシンⅠに変換する。
  3. さらにACE(アンジオテンシン変換酵素)によりアンジオテンシンⅠからアンジオテンシンⅡに変換される。
  4. アンジオテンシンⅡがAT₁受容体に結合する

効果①

血管収縮をもたらし、血圧上昇

効果②

  1. アルドステロンが分泌される
  2. Na⁺/K⁺ATPaseが活性化する
  3. これにより、Na⁺の再吸収とK⁺の排泄が上昇する
  4. 体液量が増加する。(Na⁺イオンと水分は一緒に取り込まれるから)

フィードバック機構

RAA系にはショートループネガティブフィードバックと、ロングループネガティブ・フィードバック機能が存在する。