経路
- 血圧が低下すると、傍糸球体細胞からレニンが分泌される。
- このレニンがアンジオテンシノーゲンをアンジオテンシンⅠに変換する。
- さらにACE(アンジオテンシン変換酵素)によりアンジオテンシンⅠからアンジオテンシンⅡに変換される。
- アンジオテンシンⅡがAT₁受容体に結合する
効果①
血管収縮をもたらし、血圧上昇
効果②
- アルドステロンが分泌される
- Na⁺/K⁺ATPaseが活性化する
- これにより、Na⁺の再吸収とK⁺の排泄が上昇する
- 体液量が増加する。(Na⁺イオンと水分は一緒に取り込まれるから)
フィードバック機構
RAA系にはショートループネガティブフィードバックと、ロングループネガティブ・フィードバック機能が存在する。