翻訳の伸長における伸長因子

伸長因子EF

翻訳の伸長には伸長因子（elongation factor）が関与する。

EF-TuはGTP結合タンパク質であり，アミノアシルRNAをリボソームまでエスコートし、翻訳の効率と精度を上げる。

間違ったアミノ酸がこないようにする。

具体的な流れ

1. EF-TuがtRNAの3’末端に結合し，アミノ酸を覆い隠す。これにより、ペプチド結合ができなくなる。
2. tRNAがA部位に結合する。
3. EF-Tuが因子結合センターと相互作用
4. EF-tuがGTPを加水分解し，リボソームから遊離する。
5. 小サブユニットがコドンとアンチコドンの間に水素結合を形成する。