心筋における虚血再灌流障害

  1. 臓器が虚血に陥ると嫌気的代謝が亢進する
  2. 細胞内にH+が蓄積する
  3. 増加したH+をNa⁺/H+交換体を介して細胞外へ、代わりにNa⁺増加
  4. ATPの欠乏により、Na⁺ポンプも動かせない
  5. 再灌流が起きると、増加したNa⁺がNa⁺/Ca²⁺交換輸送体により汲み出され、Ca²⁺が流入。
  6. Ca²⁺過負荷
  7. 細胞障害が起こる。

要するに、ただじゃイオンを出し入れできませんよってこと。