学校は学校保健計画と呼ばれるものを策定・実施の義務がある。
この義務は学校保健安全法で根拠づけられている。
学校保健計画の概要は以下である。
学校保健は健康管理・健康教育・組織活動の三本柱で構成される。
健康管理
学校という視点から,健康を管理するための項目。
人に対する対人管理と、モノに対する対物管理に分けられる。
対人管理
対人管理とは、児童や職員に対して,保健調査や健康診断を行うといった活動。
対物管理(環境管理)
児童や教員が健康に過ごせるような環境づくりを目指す。
これには教室の美化や、感染症、食中毒予防措置、定期環境衛生検査などがふくまれる。
保健教育
学校は保健のため、保健教育を行う義務がある。
保健学習
保健の教科を通して、保健学習をさせる義務。
保健指導
部活動や学級活動における保健指導の義務。
組織活動
保健委員会の活動の内容や計画がこれに含まれる。