モルヒネの鎮痛作用機序

モルヒネの作用点は3つある。

痛覚伝達経路は侵害受容器から始まり、一次感覚神経を通り、脊髄後角に投射され、大脳皮質に投射される。

モルヒネは

  1. 侵害受容器の神経線維を抑制
  2. 一次感覚神経から脊髄後角への入力を抑制
  3. 下行性疼痛抑制系を賦活

の3つの作用で痛覚を抑制している。